レファ協url | https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000049406 | ||
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番号 | 2003002 | 事例作成日 | 2003年12月08日 |
調査種別 | 文献紹介 | 質問者区分 | 教員 |
質問 | 「ドコビッツ症候群」について知りたい。ドイツの研究者の人名が由来らしい。 | ||
回答 | 「Dubowetz症候群」であることを伝え、「新先天奇形症候群アトラス」の該当ページのコピーを渡した。 | ||
回答プロセス |
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備考 | 「先天性奇形症候群および遺伝性疾患データブック」によると、日本語病名は「Dubowetz症候群」となっておりカタカナ表記は示されていない。医中誌のシソーラスでも同様である。また、この症例の最初の報告者であるDubowitzは、「ステッドマン医学大辞典」によると南アフリカ系イングランド人の小児科医であった。 愛知医大の担当者から、以下のコメントをいただいた。「デュボヴィッツ」は「ドコビッツ」と「響き」が似ていて同じ疾患ではないかと思った。当初、辞書でdubowitz(Dr. Victor Dubowitz)を調べたところ、「南アフリカ系のイングランド人、小児科医」と紹介されており、ドイツ人ではないという理由から却下した。 今回は「聞き違い」「言い違い」「勘違い」などが重なったようだが、疾患名だけでなく、症状についてもインタビューしておいた方が行き詰まった時に役立つと再認識した。 |